Nouveau composite et composition d'emulsion contenant ce composite
专利摘要:
公开号:WO1991019562A1 申请号:PCT/JP1991/000807 申请日:1991-06-15 公开日:1991-12-26 发明作者:Yasunari Nakama;Michihiro Yamaguchi;Kiyoshi Miyazawa;Takayuki Ohmura 申请人:Shiseido Company, Ltd.; IPC主号:B01F17-00
专利说明:
[0001] 明 新規複合体及び乳化組成物 技術分野 [0002] 本発明は、 新規複合体及び乳化組成物に係り、 より詳細に は、 両性界面活性剤及び 又は半極性界面活性剤 (以下、 両 性界面活性剤等という) と高級細脂肪酸とを混合して得られる 新規複合体並びにそれを含んでなり、 かつ容易に調製でき、 乳化型を 0 /W型から W/ 0型へと自由に選択でき、 皮膚刺 激性の少ない乳化組成物に関する。 [0003] 背景技術 [0004] 一般に乳化物を調製する際、 非イオン性界面活性剤ゃィォ ン性界面活性剤が乳化剤として使用されている。 [0005] ところが、 乳化させる油分が様々な極性を示すこ とから、 安定な乳化物を得るためには、 まずその油分の極性の度合、 いわゆる所要 H L Bを求め、 それにあわせて界面活性剤を選 択して使用することが行われている。 [0006] 乳化剤としては多く の場合、 H L Bの高い親水性乳化剤と H L Bの低い親油性乳化剤が組み合わされて使用されている。 [0007] H L Bの高い親水性乳化剤としては、 例えば、 脂肪酸石け ん、 アルキル硫酸エステル塩等の陰イオン性界面活性剤、 ジ ステア リルジメチルアンモニゥ厶クロライ ド、 ステア リ ル ト リ メチルアンモニゥムクロライ ド等の陽イオン界面活性剤、 ポリオキシエチレン鎖長を有し、 その鎖長の長いポリオキシ エチレンアルキルエーテル、 ポリオキシェチレン脂肪酸エス テル、 ポリオキシエチレンソルビ夕ン脂肪酸エステル等の非 ィォン界面活性剤等が使用されている。 [0008] また、 H L Bの低い親油性乳化剤としては、 例えば、 ポリ ォキシェチレン鎖長の短い非ィォン界面活性剤や、 ソルビ夕 ン脂肪酸エステル、 グリセリ ン脂肪酸エステル等の非ィォン 界面活性剤等が使用されている。 [0009] 乳化しょう とする油分の所要 H L Bは、 既に H L Bが既知 の非イオン界面活性剤を用いて求めるが、 従来は、 高 H L B の界面活性剤と低 H L Bの界面活性剤の量比を変化させるな ど、 非常に複雑な手段を必要としていた。 しかも、 このよう にして得られた所要 H L Bに基づいて乳化剤を選択し、 それ を用いて乳化物を調製しているが、 実際には安定な乳化物が 得られることは少なく、 試行錯誤的に実験を繰返さなければ ならないという問題点があった。 [0010] このような問題に対して、 ォレイ ン酸のアル力ノールアミ ドと陰イオン界面活性剤を含有した乳化剤は、 比較的広い所 要 H L Bに対して乳化力を発揮できることが開示されている (特開昭 61— 114724号公報参照) 。 しかしながら、 この界面 活性剤を使用した乳化組成物は、 皮膚に対する刺激が高いと いう問題を有している。 [0011] これに対して、 両性界面活性剤は、 皮膚に対する刺激が低 いことが知られており、 両性界面活性剤を主成分とした低刺 激性の洗浄剤組成物、 眼に対し刺激の低いシャンプ一組成物 等数多く の乳化組成物が開示されている (特開昭 57-90099号 公報、 米国特許第 3, 950, 417号公報参照) 。 [0012] ところが、 これらの公報に開示されている両性界面活性剤 も、 依然として、 広範囲の所要 H L Bをもつ油分に対しては 優れた乳化力を発揮することができず、 しかも、 O ZW又は WZ Oの乳化型のコン トロールは困難であり、 また、 安定な 乳化物を形成することができない。 [0013] 結局、 広範囲の所要 H L Bをもつ油分に対しても優れた乳 化力を発揮し、 乳化型を容易にコ ン トロールでき、 しかも、 安定でかつ皮膚に対する刺激の低い乳化物を形成することが できる乳化剤は未だ得られていないのが現状である。 [0014] 発明の開示 [0015] 本発明は、 前述の従来技術の問題点を排除して、 広範囲の 所要 H L Bをもつ油分に対しても優れた乳化力を発揮し、 乳 化型を容易にコン トロールでき、 しかも、 安定かつ皮膚に対 する刺激の低い乳化物を形成することができる乳化剤として も使用し得る新規な複合体を提供することを目的とする。 本発明は、 また、 広範囲の所要 H L Bをもつ油分を含有し ていても容易に製造ができ、 安定性に優れ、 しかも、 皮膚に 対する刺激の低い乳化組成物を提供することを目的とする。 本発明のその他の目的及び利点は以下の記載から明らかな 通りである。 [0016] 本発明に従えば、 両性界面活性剤及びノ又は半極性界面活 性剤と、 高級脂肪酸とを混合して得られる新規複合体が提供 される。 [0017] 本発明に従えば、 また、 上記新規複合体が含有する乳化組 成物が提供される。 [0018] 図面の簡単な説明 [0019] 第 1図は界面活性剤の高級脂肪酸に対する吸着量の経時的 変化を示すグラフ図である。 [0020] 第 2図は新規複合体の赤外線吸収スぺク トル図である。 [0021] 発明を実施するための最良の形態 [0022] 以下に本発明の具体的な好ましい態様について説明する。 [0023] 両性界面活性剤及び半極性界面活性剤 [0024] 本発明に用いられる両性界面活性剤としては、 通常の化粧 品基剤等に用いられる任意の両性界面活性剤をあげることが できる。 その具体例を挙げれば以下の通りである。 [0025] (A) 一般式 : [0026] 0 (CH2)yCH3 [0027] II I [0028] R]- C -NH(CH2)x-N + - CH2C OO- … (A) [0029] し H 2)yし H 3 [0030] で表されるアミ ドべタイン型両性界面活性剤 [例えば市販品 としてレボン 2000 (三洋化成製) 、 アノ ン B D F (日本油脂 製) 等が該当] [0031] (B) 一般式 : R】一 H2C H2S 03- … (B) [0032] で表されるアミ ドスルフォベタイン型両性界面活性剤 [例え ば市販品としてロンザイン一 C S (ロンザ製) 、 ミ ラ夕イ ン C B S (ミ ラノ一ル製) 等が該当] (C) 一般式 : [0033] ( C H2)yし H 3 [0034] I [0035] R2 - N +— CH2C OO- … (C) [0036] ( し H2)yC H3 [0037] で表されるベタイン型両性界面活性剤 [例えば市販品として アノ ン B L (日本油脂製) 、 デハイン トン A B— 30 (ヘンケ ル製) 等が該当] [0038] (D) 一般式 : [0039] で表されるスルフ オペタイ ン型両性界面活性剤 [例えば市販 品としてロンザイン 12C S (ロンザ製) 等が該当] [0040] (E) 一般式 : [0041] 〇 (C H2)z- 0 H [0042] II / [0043] Rj- C -NHCHzCHzN … (E) [0044] (C H2)ZC 00" [0045] で表されるィ ミ ダゾリ二ゥム型両性界面活性剤 [例えば市販 品としてォバゾリ ン 662— N (東邦化学製) 、 アノ ン GLM [0046] (日本油脂製) 等が該当] [0047] 一方、 本発明で用いられる半極性界面活性剤も通常の化粧 品基剤等に用いられる任意の半極性界面活性剤をあげること ができ、 その具体例をあげれば以下の通りである。 [0048] (F) —般式 : CH3 [0049] I [0050] R2-N→0 … (F) [0051] C H2 [0052] で表される第 3級ア ミ ンォキサイ ド型半極性界面活性剤 [例 えば市販品としてュニセーフ A— LM (日本油脂製) 、 ワン ダミ ン OX— 100 (新日本理化製) 等が該当] [0053] 前記一般式 (A) 〜 (F) において、 R i は、 平均炭素原 子数 9〜21のアルキル基又はアルケニル基を示し、 平均炭素 原子数 11〜17のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、 平 均炭素原子数 11〜13のアルキル基又はアルケニル基が最も好 ましい。 の平均炭素原子数が 9未満では、 親水性が強す ぎて複合体を形成しにく く、 一方、 21を超えると水への溶解 性が悪くなり複合体を形成しにく くなる。 [0054] R 2 は平均炭素原子数 10〜18のアルキル基又はアルケニル 基を表し、 Xは 2〜4の整数であり、 yは 0〜 3の整数であ り、 zは 1又は 2の整数である。 [0055] 本発明においては、 これらの両性界面活性剤及び半極性界 面活性剤のうちの任意の一種又はそれ以上を用いることがで きる。 [0056] 高級脂肪酸 [0057] 本発明に用いられる高級脂肪酸としては、 通常の化粧品基 剤等に用いられる任意の高級脂肪酸をあげることができ、 具 体的には例えば、 下記の一般式 (G) で表される高級脂肪酸 があげられる。 [0058] (G) 一般式 : R 3 C〇 O H … (G ) 式中、 R 3 は、 平均炭素数 7〜25の直鎖もしく は分岐鎖又 は水酸基を有する飽和又は不飽和炭化水素を示し、 平均炭素 数 9〜23の直鎖もしく は分岐鎖又は水酸基を有する飽和又は 不飽和炭化水素が好ましく、 平均炭素数 1 1〜21の直鎖もしく は分岐鎖又は水酸基を有する飽和又は不飽和炭化水素が最も 好ましい。 R 2 の平均炭素数が 7未満では、 親水性が強すぎ て複合体が形成しにく く、 一方、 25を超えると融点が高く な つて複合体を形成しにく くなる。 [0059] このような高級脂肪酸の具体例を挙げれば、 ラウ リ ン酸、 ミ リスチン酸、 パルミチン酸、 ステアリ ン酸、 ァラキン酸、 ベヘン酸等の飽和脂肪酸 ; 2 —パルミ ト レイ ン酸、 ペトロセ リ ン酸、 ォレイン酸、 エライジン酸、 リ シノール酸、 リノ一 ル酸、 リ ノエライジン酸、 リ ノ レン酸、 ァラキ ドン酸等の不 飽和脂肪酸、 イソステアリ ン酸等の分岐脂肪酸 ; 12— ヒ ドロ キシステアリ ン酸等のヒ ドロキシカルボン酸等が挙げられる。 これらの高級脂肪酸のうち、 安定性及び皮膚刺激性の観点か ら、 炭素数 18の飽和脂肪酸が好ま しく、 中でも分岐を有する ものが好ましく、 さらに好ま しく はメチル分岐を有する炭素 数 18の飽和脂肪酸がよい。 市販品としては、 例えば、 イソス テア リ ン酸 (ェメ リ一 # 871、 # 875: ェメ リ一社製) などが 挙げられる。 [0060] 本発明においては、 以上の高級脂肪酸のうちの任意の一種 又はそれ以上を用いることができる。 粘土鉱物 [0061] 本発明に任意的に用いられる粘土鉱物としては、 例えばモ ンモリ ロナイ ト、 ザコゥナイ ト、 ノ ン トロナイ ト、 サボナイ ト、 ヘク トライ ト、 ノ ー ミキユライ ト、 ビーガム、 ベン トナ イ ト、 シリ ケイ ト、 フルォロシリケイ ト、 マグネシウム、 ァ ルミ二ゥム、 合成へク トライ ト (ラボナイ ト) 等の天然及び 合成の水膨潤性粘土鉱物等が挙げられる。 更にこれらの粘土 鉱物を第 4級アンモニゥム型カチオン界面活性剤で処理した、 例えばベン ト ンー 27 (塩化ステア リルジメチルベンデルアン モニゥムへク トライ ト) やベン トン— 38 (塩化ジステアリル ジメチルアンモニゥムへク トライ ト) 等の有機変性粘土鉱物 も本発明において使用できる。 [0062] 粘土鉱物の好ましい配合量は、 新規複合体全量中 0. 01〜 5 重量%、 更に好ましく は 0. 1 〜 2重量%である。 粘土鉱物を この範囲内で配合した複合体及びそれを乳化剤として用いた 乳化組成物は安定性がより一層向上する。 [0063] 新規複合体及びその製造方法 [0064] 本発明者らは、 雨性界面活性剤等の水溶液と高級脂肪酸を 混合した場合、 水にも油にも不溶な複合物が生成することを 見出した。 この本発明に係る新規複合体は、 両性及び 又は 半極性界面活性剤とも、 また、 高級脂肪酸ともその化学組成 が全く異なり、 また、 両者の混合物でもない。 この複合体は. その融点が 100°C以上であり、 高級脂肪酸のカルボキシル基 部分で両性及び/又は半極性界面活性剤と結合している。 [0065] 本発明に係る複合体は、 例えば次のようにして製造するこ とができる。 [0066] すなわち、 両性及び 又は半極性界面活性剤と水を混合し 両性及び Z又は半極性界面活性剤の水溶液を調製する。 次に この両性及び z又は半極性界面活性剤の水溶液に高級脂肪酸 を添加する。 なお、 この添加に際しては、 必要に応じ、 例え ば適当な攪拌機で攪拌しながら行う ことが好ま しい。 両性及 び 又は半極性界面活性剤の水溶液に高級脂肪酸を添加する と、 両性及び/又は半極性界面活性剤は高級脂肪酸に吸着し、 高級脂肪酸のカルボキシル基部分において結合する。 この両 性及び Z又は半極性界面活性剤の高級脂肪酸への吸着は、 時 間の経過とともに増加し、 一定時間経過後は飽和する。 [0067] このようにして高級脂肪酸を添加した後に得られる溶液を、 例えば遠心分離処理することにより、 本発明に係る新規複合 体が固体となって浮遊するので容易に分離回収することがで きる。 [0068] 更に、 本発明の複合体は製造に粘土鉱物を共存させること により、 乳化安定性はより優れたものになる。 粘土鉱物は、 乳化型に応じ予め水相に分散させておいてもよいし、 また油 相に分散させておいてもよい。 上記した例では、 両性及び/ 又は半極性界面活性剤の水溶液に、 粘土鉱物を分散させた高 級脂肪酸を添加することにより、 一層安定な新規複合体が得 られる。 [0069] 新規複合体の用途 [0070] 本発明に係る新規複合体は、 例えば乳化剤として好適に使 用することができる。 即ち、 油分が存在した場合、 この複合体は水と油の界面に 配向し、 乳化粒子界面の強固な界面膜として働くために、 粒 子の合一を防ぎ、 油分の所要 H L Bの変動に左右されない幅 広い乳化力を持った乳化剤が得られる。 更に両性及び 又は 半極性界面活性剤と高級脂肪酸との混合比率により複合体の H L Bを調製することができるため、 その乳化型を容易に選 択することができる。 [0071] 乳化組成物の調製 [0072] 本発明に係る乳化組成物の調製は、 油分を含む液に、 前記 本発明の新規複合体を、 必要に応じ、 攪拌及び 又は加熱し ながら添加することによって行う ことができる。 [0073] 安定した乳化系を作るには、 通常の方法で 2 〜 3時間かか るところ、 本発明の複合体を用いると 1 時間程度ですみ、 し かもプロペラ攪拌で完全に乳化することができる等製造プロ セスが簡略化、 短縮化される。 [0074] 一方、 調製の容易性の点からは次の方法によって行う こと もできる。 [0075] 即ち、 油分に高級脂肪酸を添加し、 そのものが常温で液状 であれば常温で、 固体状態であれば加熱溶解させた状態で、 例えばディ スパーを用いて攪拌し、 攪拌を続けながら両性及 び/又は半極性界面活性剤の水溶液を少しずつ加えて乳化組 成物を調製してもよい。 脂肪酸が油分に溶解しにく い場合に は、 イソパラフィ ン等の溶媒を加えると乳化効率が更に良く なる。 [0076] なお、 乳化剤以外の添加剤成分は、 上記乳化組成物の調製 後すみやかに加えて軽く攪拌すればよい。 [0077] 混合比、 配合量 [0078] 本発明において、 高級脂肪酸と両性及び Z又は半極性界面 活性剤との配合比率は前者の後者に対する重量比が、 好ま しく は 0. 5 : 9. 5〜9. 5 : 0. 5 { (高級脂肪酸) Z (両性及 び Z又は半極性界面活性剤) = 0. 05〜19} 、 より好ま しく は 1 : 9〜 9 : 1 { (高級脂肪酸) / (両性及び Z又は半極性 界面活性剤) = 0. 1 〜 9 } となるようにするのがよい。 この 混合比率は目的とする乳化型によって適宜設定できるもので ある。 0. 5 : 9. 5〜9. 5 : 0. 5 とすると、 乳化物の安定性が 一層向上し、 1 : 9〜 9 : 1 とすると乳化物の安定性がより 一層向上する。 [0079] 更に、 前記界面活性剤と高級脂肪酸との合計量が全組成物 中に 0. 1 〜30重量%であるのが好ましく、 0. 5〜20重量%で あるのがより好ましい。 0. 1重量%以上にするこ とにより乳 化物の安定性が一層向上し、 0. 5重量%以上にすることによ り乳化物の安定性はより一層向上する。 ただ、 30重量%以上 含有せしめてもその効果は飽和するため、 経済的観点からそ の上限は 30重量%とすることが好ま しい。 [0080] この方法にて得られた乳化組成物の乳化型は、 油分の種類 や油と水との比率等によって異なるが、 おおまかに高級脂肪 酸 Z両性及び 又は半極性界面活性剤の重量比が 1 〜 2付近 で乳化型が分かれ、 1 〜 2以下で O ZW型、 それ以上で 0型になる。 又、 転相乳化法等の調製法を工夫すれば安定な W / 0 / W . 0 /W/ 0型等の多相型乳化物も得るこ とがで きる。 [0081] 選択的含有物 [0082] 本発明の乳化組成物には、 前記新規複合体に加えて、 必要 により、 本発明の効果を損なわない範囲で、 他の界面活性剤、 粘度調製剤、 薬効剤、 湿潤剤、 防腐剤、 pH調製剤、 紫外線吸 収剤等を併用することもできる。 [0083] 他の界面活性剤としては、 例えば、 ポリオキシエチレンァ ルキルエーテル、 ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、 ポリ ォキシエチレンソルビ夕ン脂肪酸エステル、 ポリォキシェチ レン硬化ヒマシ油、 アルキル硫酸エステル、 ポリオキシェチ レンアルキル硫酸エステル、 アルキルリ ン酸エステル、 ポリ ォキシエチレンアルキルリ ン酸エステル、 脂肪酸アル力 リ金 属塩等が挙げられる。 [0084] 粘度調製剤としては、 例えば、 ポリ ビニルアルコール、 力 ルポキシビ二ルポリマ一、 カルボキシメチルセルロース、 ポ リ ビニルピロ リ ドン、 ヒ ドロキシェチルセルロース、 メチル セルロース等の高分子化合物 ; ゼラチン、 タラカン トガム等 の天然ガム等 ; エタノール、 イソプロパノ一ル等のアルコ一 ル類が挙げられる。 [0085] 薬効剤としては、 例えば、 殺菌剤、 消炎剤、 ビタ ミ ン剤等 が挙げられる。 [0086] 湿潤剤としては、 例えば、 グリセリ ン、 プロピレングリ コ ール、 1, 3 —ブチレングリ コール、 ソルビトール、 乳酸、 乳酸ナト リ ウム、 ピロ リ ドンカルボン酸ナト リ ゥム等が挙げ られる。 防腐剤としては、 例えば、 パラォキシ安息香酸エステル、 安息香酸、 安息香酸ナ ト リ ウム、 ソルビン酸、 ソルビン酸力 リ ウム、 フヱノキシエタノール等が挙げられる。 [0087] 乳化油分 [0088] 本発明の乳化剤を使用して乳化できる油分は、 極性油から 非極性油まで幅広く、 例えば、 流動パラフィ ン、 分岐鎖状軽 ノ、。ラフィ ン、 ノ、。ラフィ ンワックス、 セレシン、 スクヮラン等 の炭化水素 ; 蜜ロウ、 鯨ロウ、 カルナバロウ等のワ ッ クス 類 ; オリ一ブ油、 椿油、 ホホバ油、 ラノ リ ン等の天然動植物 油脂 ; イソプロピルミ リステー ト、 セチルイ ソォクタノエ一 ト、 グリセリル ト リオクタノエー ト等のエステル油 ; デカメ チルペン夕シロキサン、 ジメチルポリ シロキサン、 メチルフ ェニルポリ シロキサン等のシリ コーン油 ; セチルアルコール、 ステアリルアルコール、 ォレイルアルコール等の高級アルコ ール等が挙げられ、 これらのものを単独又はそれ以上の混合 物として含有しているものでもよい。 なお、 上記の油分の内、 高粘度シリ コーンは、 例えばヘア一ムースやヘアーク リーム に配合した場合、 0 /W型でありながら、 WZ O型に近い使 用感を持ったものにすることが可能となる。 [0089] 乳化組成物の用途 [0090] 本発明に係る乳化組成物は、 化粧品としては、 例えば、 コ —ル ドク リーム、 ク レンジングク リーム等のスキンケア一製 an ヘア一ク リーム、 ヘアーシャンプー、 ヘアームース へ ァ一リ ンス等のヘアーケア一製品、 ファ ンデーショ ン (白粉、 パウダー) 、 口紅、 アイメーキャ ップ (マスカラ等) のメ一 キャ ップ製品、 ボディー製品、 美爪料等に適用できる。 その 他、 医薬、 農薬をはじめ、 離型剤、 撥水剤、 防水剤、 ェマル ジヨ ン燃料、 乳化重合等幅広い分野において有効に使用する ' ことができる。 [0091] 実施例 [0092] 次に、 実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、 本 発明をこれらの実施例で限定するものでないことはいうまで もない。 [0093] 実施例 1 [0094] 両性界面活性剤としてォバゾリ ン 662— N ( l OmM) 、 高級 脂肪酸としてォレイ ン酸 (17. 73mM) を用いた。 [0095] 前者に後者を添加し、 スタラーで攪拌した後、 遠心分離 処理し、 その下ずみに残留しているォバゾリ ン 662— N量を H P L C (高速液体クロマ トグラフィー) を用い定量し、 経 時でのォバゾリ ン 662— Nのォレィン酸への吸着の有無を確 f¾¾、し 。 [0096] 結果を第 1 図に示す。 [0097] 第 1 図より、 ォバゾリ ン 662— Nは経時で減少し、 ォレイ ン酸と吸着して複合体を形成していることがわかる。 [0098] 更に、 この系についての I R (赤外線吸収スぺク トル) を 測定した結果を第 2図に示す。 第 2図から、 複合体のシグナ ルパターンは、 両単独のそれを重ねたものとは異なつたもの となっている。 そしてォレイン酸の— O Hに関する 940cm一1 付近のシグナルが混合することにより消滅していることから. ォレイ ン酸のカルボキシル基部分でォバゾリ ン 662— Nと結 合していることがわかる。 [0099] 以上の結果より、 両性界面活性剤と高級脂肪酸から成る複 合体は両成分とは全く異なる物質となっていることがわかる, この複合体の融点を調べたところ 100°C以上であることが ゎカヽつた。 [0100] 実施例 2〜 1 1及び比較例 1〜 5 [0101] 以下の手順により、 表 1 に示す組成を有する乳化組成物の 調製を行った。 [0102] 精製水に溶解させたァニオン、 両性及び非イオン界面活性 剤水溶液をホモジナイザーで攪拌し、 そこに脂肪酸を溶解さ せた油を添加し、 乳化物を調製した。 [0103] なお、 実施例 4及び 5 については、 転相乳化法により乳化 型の調製を行った。.すなわち、 脂肪酸を溶解させた油をホモ ジナイザーで攪拌し、 そこに両性界面活性剤の水溶液を添加 し、 乳化物を調製した。 [0104] 以上のようにして調製した乳化組成物につき、 その安定性、 乳化型、 皮膚刺激性の評価を以下の通り行った。 [0105] 乳化組成物の安定性 [0106] 得られた乳化組成物を常温で 1 力月間放置した後、 乳化粒 子の大きさを検鏡により調製直後と比較するこ とによって、 下記判定基準に従い評価した。 [0107] 〇…粒子の合一が全く生じなかったもの [0108] △…粒子の合一が僅かに生じたもの [0109] X…粒子の合一が著しく外観も乳化組成物が二層となって いるもの 乳化組成物の乳化型 [0110] 伝導度法及び検鏡により、 乳化型を判定した。 [0111] 皮膚刺激性 [0112] 皮膚刺激性は、 以下に詳説する蛋白質変性率測定法により 評価した。 [0113] 水系高速液体ク口マ トグラフィ一を利用し、 卵白アルブミ ン PH 7緩衝溶液で、 乳化組成物に使用された界面活性剤溶液 の濃度が 10mMになるように調製し、 卵白アルブミ ン変性率を 220nmの吸収ピークを用いて測定した。 [0114] 変性率 (%) [0115] = (HO- HS) X 100/H0 [0116] H0: 卵白アルブミ ンの 220nm吸収ピ一クの高さ [0117] HS: 卵白アルブミ ン緩衝溶液に試料を加えた時の 220nm吸収 ピークの高さ [0118] 〇…卵白アルブミ ン変性率 30%未満 [0119] △…卵白アルブミ ン変性率 30%以上 60%未満 [0120] X…卵白アルブミ ン変性率 60%以上 [0121] 以上の評価結果を表 1 に示す。 [0122] 表 1 の結果から明らかなように、 本発明の実施例に係る乳 化組成物は、 蛋白質変性率が低く (皮膚刺激が低く) 、 油分 の広い所要 HL Bに対応できる安定性に優れるものであった, [0123] HL Bの低い非極性油である流動パラフィ ンから、 H L B の比較的高い極性油である 2 —ォクチルドデカノ一ルまで、 さらに、 一般に乳化しにくいとされているシリ コーン油まで も容易に乳化することができるのである。 特に実施例 2〜 9は、 両性界面活性剤と高級脂肪酸との重 量比が、 0. 5 : 9. 5〜 9. 5 : 0. 5の範囲内にあり、 実施例 10, 1 1より も安定性が一層優れていた。 [0124] 表 1 [0125] [0126] * 1 (高測旨肪酸) / (両船び ζ又は雜性界面 mm%) [0127] 実施例 12 [0128] 次の配合組成よりなるヘアーク リームを調製し、 実施例 2 〜1 1と同様の方法にて評価した。 [0129] なお、 ヘアーク リ一ムの調製は次の手順により行った。 ラウ リルジメチルァミ ンオキサイ ド、 グリセリ ン、 メチル パラベンを精製水で溶解した水相にホモジナイザーを用いて 攪拌を続けながら、 流動パラフィ ン、 ォレイ ン酸、 セチル— 2 —ェチルへキサノエー ト、 香料の混合油相を添加し、 ヘア ーク リ一ムを得た。 [0130] 〇 ZW型ヘアーク リーム [0131] 配 合 組 成 [0132] ラウ リルジメチルァミ ンオキサイ ド 2. 0 ォレイ ン酸 2. 0 流動パラフィ ン 35. 0 セチル— 2 —ェチルへキサノエー ト 3. 0 グリセリ ン 5. 0 香料 0. 2 メチルパラベン 0. 1 精製水 残余 このへアーク リ一厶は安定性、 皮膚刺激性に優れるもので あった。 [0133] 実施例 13 [0134] 次の配合組成よりなるク レンジングク リームを調製し、 実 施例 2〜 11と同様の方法にて評価した。 [0135] なお、 ク レンジングク リ一ムの調製は次の手順により行つ ラウ リルジメチルァ ミ ノ酢酸べ夕イ ン、 プロ ピレングリ コ ール、 メチルパラベン、 ブチルパラベンを精製水で溶解した 水相にホモジナイザーを用いて攪拌を続けながら、 ステア リ ン酸、 流動パラフィ ン、 セ夕ノール、 ミ ツロウ、 鯨ロウ、 ラ ノ リ ン、 香料を約 75°Cで溶解した油相を添加し、 ク レンジン グク リ ームを得た。 [0136] 〇 Z W型ク レンジングク リ ーム [0137] 配 合 組 成 [0138] ラウ リ ルジメチルァ ミ ノ酢酸べ夕イ ン 2. 0 ステアリ ン酸 2. 0 流動パラフィ ン 28. 0 セタノール 2. 0 ミ ツロウ 2. 0 鯨ロウ 5. 0 プロ ピレングリ コール 3. 0 ラノ リ ン 1. 0 香料 0. 2 メチルパラベン 0. 1 ブチルパラベン 0. 1 精製水 残余 このク レンジングク リ ームは安定性、 安全性に優れるもの であつた。 [0139] 実施例 14 [0140] 次の配合組成よりなるコール ドク リームを調製し、 実施例 2〜10と同様の方法にて評価した。 [0141] なお、 コール ドク リ一ムの調製は次の手順により行った 油相に水相を加えてコールドク リームを得た。 [0142] WZ O型コールドク _リ - Λ [0143] 配 合 組 成 [0144] 2 —ゥンデシルー N, N , N - (ヒ ドロキシェチルカルボキシメチル) [0145] 一 2 —イ ミ ダゾリ ンナ ト リ ウム 2. 0 リ ノ一ル酸 6. 0 流動パラフィ ン 25. 0 ラノ リ ンアルコール 4. 0 ミ ツロウ 15. 0 ゾ、0ラフィ ンワ ッ クス 5. 0 ホウサ 0. 8 香料 0. 4 メチルパラベン 0. 1 ブチルパラベン 0. 1 精製水 残余 このコールドク リームは安定性、 皮膚刺激性に優れるもの であつた。 [0146] 実施例 15 [0147] 次の配合組成よりなるヘア一ムースを調製した。 なお、 へ ァ一ムースの調製は次の手順により行った。 [0148] 2 —ゥンデシル— N , N , N— (ヒ ドロキシェチルカルボ キシメチル) - 2 —イ ミ ダゾリ ンナト リゥムを一部の精製水 で溶解した水相に、 ホモジナイザ一を用いて攪拌を続けなが ら、 ォレイン酸、 ポリ ジメチルシロキサン、 イソパラフィ ン の混合油分を添加し、 O ZW型の乳化組成物を得た後、 それ をプロピレングリ コール、 カチオン性高分子、 香料、 ェタノ ール、 残余の精製水の水溶液に添加混合し、 それを缶にはか り とつた後、 n—ブタンを充填した。 [0149] 〇/W型へアームース [0150] 配 合 組 成 [0151] 2 —ゥンデシルー N , N, N— [0152] (ヒ ドロキシェチルカルボキシメチル) [0153] 一 2 —イ ミ ダゾリ ンナト リウム 2. 0 ォレイン酸 2. 0 ポリ ジメチルシロキサン 2. 0 イソパラフィ ン 8. 0 プロピレングリ コール 3. 0 カチオン性高分子 0. 1 香料 適量 エタノール 10. 0 精製水 残余 n —ブタン 10. 0 本実施例に係るムースは、 従来のムースに比べ、 安定性に 優れるとともに、 必要とする界面活性剤の量が従来の半分程 度と少なく、 重量感のない使用性に優れたものであった。 ま た、 従来のムースより もツヤのあるものであった。 なお、 ッ ャは、 官能により評価した。 また、 皮膚刺激性も優れていた。 [0154] 実施例 16 [0155] 実施例 15と同様の方法によりヘア一ムースを得た [0156] O ZW型ヘア—ムース [0157] 配 合 組 成 % ラウ リルジメチルァ ミ ノ酢酸べタイ ン 1. 0 ォレイ ン酸 0. 1 イ ソパラフィ ン 0. 1 シリ コーン油 2. 0 グリセ リ ン 3. 0 両性高分子 3. 0 香料 適量 エタノール 20. 0 精製水 残余 n —ブタ ン 7. 0 このヘアームースは安定性、 皮膚刺激性に優れるものであ つた。 [0158] 実施例 17 [0159] 次の配合組成よりなるヘア一スプレーを調製した。 [0160] なお、 ヘアースプレーの調製は次の手順により行った。 流動パラフィ ン、 ォレイ ン酸を溶解した油相に、 ホモジナ ィザ一を用いて攪拌を続けながら、 2 —ゥンデシル— N, N , N - (ヒ ドロキシェチルカルボキシメチル) 一 2 —イ ミ ダゾ リ ンナ ト リ ウムを一部の精製水で溶解した水相を添加し、 WZ O型の乳化組成物を得、 それを缶に充塡し、 その上から、 エタノール、 香料、 ァニオン性高分子、 精製水の混液を添加. 攪拌後、 バルブを装着後、 ジメチルエーテルを充塡し、 ヘア 一スプレーを得た。 [0161] W Z O型へアースプレ一 [0162] 配 合 組 成 [0163] 2 —ゥンデシル— N , N , N - (ヒ ドロキシェチルカルボキシメチル) [0164] 一 2—イ ミ ダゾリ ンナト リ ウム 0. 08 ォレイン酸 0. 3 流動パラフィ ン 2. 4 エタノール 10. 0 週直 ァニォン性高分子 3. 0 ジメチルエーテル 75. 0 精製水 [0165] このヘア一スプレ一は安定性、 皮膚刺激性に優れるもので めつ 7"こ o [0166] 実施例 18 [0167] —部の精製水、 ステアリルト リ メチルアンモニゥムクロラ イ ド、 セ夕ノール約 75°Cで攪拌溶解した系に、 実施例 12と同 様の方法で得られた O ZW型の乳化組成物を添加し、 ヘアー リ ンスを得た。 ヘアーリ ンス [0168] 2—ゥンデシルー N, N, N- [0169] (ヒ ドロキ酉シェチルカルボキシメチル) [0170] 一 2 —イ ミ ダゾリ ンナ ト リ ウム 0.2 ォレイ ン酸 0.2 流動パラフィ ン 成 1.0 セチルー 2 —ェチルへキサノエー ト 1.0 ステアリルト リ メチル [0171] アンモニゥムクロライ ド 1.5 セタノール 1.5 香料 0.2 メチルパラベン 0.1 精製水 残余 このへアーリ ンスは安定性、 皮膚刺激性に優れるものであ つた。 [0172] 実施例 19 [0173] 下記の配合組成の WZO型乳化エナメルを次に示す手順で 調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0174] クェン酸ァセチルト リエチル、 酢酸 n—ブチル、 トルエン. イソステア リ ン酸 (エメ リー #871 : ェメ リ一社製) の混合 液を作り、 これを攪拌した後、 この混合物中にニ トロセル口 —ス R S 1 Z 4、 ァク リル樹脂、 シユークロースベンゾエー ト、 カンファーを加え、 攪拌して溶解させた。 続いて顔料、 有機変性ベン トナイ トを加え、 攪拌して分散させた。 続いて ェタノ一ル中に溶かしたェチルヒ ドロキシェチルセルロース とォバゾリ ン 662— Nとプロ ピレングリ コールを含む精製水 とを均一に混合してからその混合物を前記の分散液中に加え. 攪拌して乳化させ、 赤色美爪料を得た。 [0175] WZO型乳化エナメル [0176] 配 合 組 成 [0177] ォバゾリ ン 662— N [0178] (東邦化学社製) 〔有効分 30%〕 1.7 イ ソステア リ ン酸 [0179] (エメ リー #871 : ェメ リ一社製) 2.0 精製水 20.0 ェチルヒ ドロキシェチルセルロース * 1 [0180] 0.5 プロ ピレングリ コール 2.0 ニ トロセルロース R S 1 / 4 *2 14.0 ァク リル榭脂 *3 6.0 シユークロースベンゾエー ト 6.0 クェン酸ァセチルト リエチル 6.0 カンフ ァー 1.5 酢酸 n -プチル 22.0 トルエン 15.0 顔料 * 4 [0181] 1.0 有機変性ベン トナイ ト *5 1.0 エタノール 5.0 [0182] * 1 セルロース中の 3個の O H基の多くがエトキシル基又 はェチルヒ ドロキシル基で置換されている混合セルロースェ 一テルであって、 トルエン/ ^95%エタノール ( 8 : 2 ) 中で の 5 %粘度は 20〜30cps (25°C) のもの ( EHEC— LOW: ハ―キ ユ レス社) 。 [0183] * 2 イ ソプロ ピルアルコール湿潤度 30%のもので硝化綿 R S 1 / 4 (ダイセル社製) [0184] * 3 プチルァク リ レー トメチルメタク リ レー トとの 70: 30 の共重合体で分子量約 2000 (オリゲン ΒΜ - 3 : 松本製薬ェ 業社製) [0185] * 4 ディープマルーンノニ酸化チタン ( 4 /1 ) [0186] * 5 塩化ジステアリルジメチルアンモニゥムへク トライ ト この W/0型乳化ェナメルは安定性、 皮膚刺激性に優れる ものであった。 [0187] 実施例 20 [0188] 下記の配合組成の OZW型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価し た。 [0189] ォバゾリ ン 662— Ν、 精製水、 ダイナマイ トグリセリ ン、 ρ―メチル安息香酸からなる水相にカオリ ン、 タルク、 二酸 化チタン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒色酸化鉄からなる粉 末相を加え、 更にプロピレングリ コール、 香料、 イソステア リ ン酸 (エメ リー #871 : エメ リー社製) からなる油相を攪 拌乳化し、 OZW型ク リーム状ファ ンデーショ ンを得た-。 〇ZW型ク リーム状ファ ンデーショ ン [0190] 配 合 組 成 [0191] ォバゾリ ン 662— N [0192] (東邦化学社製) 〔有効分 30%〕 7.5 精製水 74.25 ダイナマイ トグリセリ ン 2.0 一メチル安息香酸 0.1 カオリ ン 5.0 タルク 10.0 二酸化チタン 2.0 赤色酸化鉄 0.2 黄色酸化鉄 0.8 黒色酸化鉄 0.05 プロピレングリ コール 3.0 香料 0.1 イ ソステア リ ン酸 [0193] (エメ リー #871 : エメ リ ー社製) 0.25 この OZW型ク リーム状ファ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 [0194] 実施例 21 [0195] 下記の配合組成の OZW型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価し た。 [0196] ォバゾリ ン 662— N、 精製水、 ダイナマイ トグリセリ ン、 P —メチル安息香酸、 1, 3 —プチレングリ コールからなる 水相にタルク、 二酸化チタン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒 色酸化鉄からなる粉末相を加え、 更に香料、 環状ポリ シロキ サン、 イソステアリ ン酸 (エメ リー #871 : エメ リー社製) からなる油相を攪拌乳化し、 OZW型ク リーム状ファ ンデ一 ショ ンを得た。 [0197] OZW型ク リ ーム状ファ ンデーショ ン [0198] 配 合 組 成 [0199] ォバゾリ ン 662— N [0200] (東邦化学社製) 〔有効分 30 〕 13.5 精製水 65.35 ダイナマイ トグリセリ ン 2.0 [0201] P —メチル安息香酸 0.1 [0202] 1 , 3 —ブチレングリ コーノレ 3.0 タルク 13.65 二酸化チタン 5.0 赤色酸化鉄 0.25 黄色酸化鉄 1.0 黒色酸化鉄 0.1 香料 0.05 環状ポリ シロキサン 5.0 イ ソステア リ ン酸 [0203] (エメ リ ー #871 : ェメ リ一社製) 0.45 この OZW型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 実施例 22 [0204] 下記の配合組成の WZ O型ク リーム状ファ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜1 1と同様の方法で評価し た。 [0205] 香料、 環状ポリ シロキサン、 イソステアリ ン酸 (エメ リー # 871 : ェメ リ一社製) からなる油相に、 タルク、 二酸化チ タン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒色酸化鉄からなる粉末相 を加えたォバゾリ ン 662 _ N、 精製水、 ダイナマイ トグリ セ リ ン、 p —メチル安息香酸、 1, 3 —ブチレングリ コールか らなる水相を攪拌乳化し、 WZ O型ク リーム状ファ ンデーシ ョ ンを得た。 [0206] W, 0型ク リ一ム状フ ァ ンデ一ショ ン [0207] 配 合 組 成 [0208] ォバゾリ ン 662— N [0209] (東邦化学社製) 〔有効分 30 %〕 1. 5 精製水 65. 35 ダイナマイ トグリセリ ン 2. 0 [0210] P 一メチル安息香酸 0. 1 [0211] 1, 3 —ブチレングリ コール 3. 0 タルク 13. 65 二酸化チタン 5. 0 赤色酸化鉄 0. 25 黄色酸化鉄 1. 0 黒色酸化鉄 0. 1 香料 0. 06 環状ポリ シロキサン 5. 0 イ ソステア リ ン酸 [0212] (ェメ リ一# 871 : ェメ リ一社製) 4. 05 この Wノ 0型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 [0213] 実施例 23 [0214] 下記の配合組成の高内水相 WZ O型ク リ一ムを次に示す手 順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0215] イ ソノ、。ラ フ ィ ン、 ジメ チルポリ シロキサン、 流動バラ フ イ ン、 セチルイ ソォク タ ノエー ト、 メチルフ エ二ルポリ シ ロキサン、 ェチルパラベン、 イ ソステア リ ン酸 (エメ リ ー # 871 : ェメ リ一社製) からなる油相に、 ォバゾリ ン 662— N、 ダイナマイ トグリセ リ ン、 1 , 3 —ブチレングリ コール、 精 製水からなる水相を攪拌しながら乳化し、 高内水相 WZ〇型 ク リ ームを得た。 [0216] 高内水相 WZ O型ク リーム [0217] 配 合 組 成 [0218] ォバゾリ ン 662— N [0219] (東邦化学社製) 〔有効分 30 %〕 4. 0 ダイナマイ トグリセ リ ン 5. 0 1 , 3 —ブチレングリ コール 5. 0 イ ソパラフィ ン 2. 0 ジメチルポリ シロキサン 1. 0 流動パラフィ ン 1. 0 セチルイ ソォク夕ノエー ト 1. 0 メチルフエ二ルポリ シロキサン 1. 0 ェチルパラベン 0. 1 精製水 残余 イ ソステア酉リ ン酸 [0220] (エメ リー # 871 : ェメ リ一社製) 3. 0 この高内水相 W/ 0型ク リームは安定性、 皮膚刺激性に優 れるものであった。 成 [0221] 実施例 24 [0222] 下記の配合組成の W Z O型へアーク リームを次に示す手順 で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0223] イ ソパラフィ ン、 ジメチルポリ シロキサン 20cs、 ジメチル ポリ シロキサン (重合度 1000) 、 ビタ ミ ン Eアセテー ト、 ィ ソステアリ ン酸 (エメ リー # 871 : ェメ リ一社製) からなる 油相に、 ォバゾリ ン 662— N、 ジステア リ ルジメチルアンモ ニゥ厶クロライ ド、 香料、 精製水、 ポリエチレ ングリ コール 6000、 グリセ リ ン、 メチルパラベン、 ケラチン加水分解物、 レシチン、 スメ ク トンからなる水相を攪拌しながら乳化し、 W/ 0型ヘアーク リームを得た。 [0224] W Z O型ヘアーク リーム [0225] % イ ソパラフィ ン 20. 0 ジメチルポリ シロキサン 20cs 2. 0 ジメチルポリ シロキサン (重合度 1000) 5. 0 ジステア リ ルジメチルアンモニゥムクロライ ド 0. 8 ォバゾリ ン 662— N [0226] (東邦化学社製) 〔有効分 30 %〕 1. 6 ビタ ミ ン Eアセテー ト 0. 1 イソステアリ ン酸 [0227] (ェメ リ— # 871 : ェメ リ一社製) 3. 0 香料 [0228] 精製水 残余 ポリエチレングリ コール 6000 1. 0 グリセリ ン 5. 0 メチルパラべン 0, 2 ケラチン加水分解物 0. 05 スメ ク トン 1. 2 レシチン 0. 05 この WZ O型へアーク リームは安定性、 皮膚刺激性に優れ るものであった。 [0229] 実施例 25 [0230] 下記の配合組成の 0 /W型ヘアームースを次に示す手順で 調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0231] ォバゾリ ン 662— N、 コラーゲン加水分解物、 レシチンを 一部の精製水で溶解した水相に、 攪拌を続けながらィソステ アリ ン酸 (エメ リー # 871 : ェメ リ一社製) 、 ジメチルポリ シロキサン (重合度 5000) 、 イソパラフィ ンからなる油相を 添加し、 O ZW型へアーム一スを得た後、 それを香料、 エタ ノ一ル、 メチルパラベンの入った精製水の水溶液に添加混合 し、 それを缶にはかり とり、 n—ブタンを充填した。 OZW型ヘア一ムース [0232] 配 合 組 成 重量 ォバゾリ ン 662— N [0233] (東邦化学社製) 〔有効分 30%〕 2.0 コラーゲン加水分解物 0.05 レシチン 0.05 イソステアリ ン酸 [0234] (エメ リー #871 : ェメ リ一社製) 1.0 ジメチルポリ シロキサン (重合度 5000) 4.0 イソパラフィ ン 12.0 プロピレングリ コール 5.0 香料 適量 エタノール 10.0 メチルパラベン 0.2 精製水 残余 n—ブタン 10.0 この OZW型ヘア一ムースは安定性、 皮膚刺激性に優れる ものであった。 また、 OZW型でありながら、 WZO型に近 い使用感を示し、 髪をしっとり と落ちつかせた。 [0235] 実施例 26 [0236] 下記の配合組成の W/0型ク リーム状マスカラを次に示す 手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0237] イソパラフィ ン、 固型パラフィ ンワッ クス、 ビースヮッ ク ス、 ポリ イ ソプレン樹脂、 イ ソステア リ ン酸 (エメ リ ー # 875: ェメ リ一社製)、 ポリアク リル酸エステルエマルジョ ン からなる油相部を 70°Cに加熱し、 攪拌して均一にする。 精製 水、 メチルパラベン、 香料、 有機変性ベン トナイ ト、 ォバゾ リ ン 662— Nからなる水相部を 70°Cに加熱し、 油相部に添加 し、 乳化した後、 冷却し、 マスカラ容器に充塡する。 [0238] W/0型ク リーム状マスカラ [0239] 配 合 組 成 [0240] イ ソパラフィ ン 30.0 固型パラフィ ンワ ッ クス 3.0 ビースワ ッ クス ' 3.0 ポリイ ソプレン樹脂 3.0 イ ソステア リ ン酸 [0241] (エメ リー # 875: ェメ リ一社製) 2.5 精製水 20.0 ポリアク リル酸エステルエマルジョ ン 30.0 メチルパラベン 0.05 香料 適量 有機変性ベン トナイ ト [0242] (ナショナルリー ドコーポレイシヨ ン社製) 2.0 ォバゾリ ン 662— N [0243] (東邦化学社製) 〔有効分 30%〕 3.3 この WZO型ク リーム状マスカラは安定性、 皮膚刺激性に 優れるものであった。 [0244] 実施例 27 [0245] 下記の配合組成の OZW型ボディ一リ ンスを次に示す手順 で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 エタノ ール、 1, 3—ブチレ ングリ コール、 オノ ゾリ ン 662— N、 K O H、 メチルパラベン、 キサンタ ンガム、 力 ルポキシビニルポリマー、 精製水からなる水相に雲母チタン からなる粉末相を加え、 更にメチルポリ シロキサン、 ジメチ ルポリ シロキサン一ポリエチレングリ コール、 イ ソステア リ ン酸 (ェメ リ一# 875 : ェメ リ 一社製) 、 ポリォキシプロ ピ レン ( 9 モル) ジグリセ リルエーテルからなる油相を攪拌乳 化し、 O ZW型ボディ一リ ンスを得た。 [0246] O ZW型ボディ一 リ ンス [0247] 配 合 組 成 [0248] メチルポリ シロキサン 4. 0 ジメチルポリ シロキサン [0249] ポリエチレングリ コール ( E 0 24乇ル) 4. 0 エタノール 1. 0 [0250] 1 , 3 —ブチレングリ コール 20, 3 ォバゾリ ン 662— N [0251] (東邦化学社製) 〔有効分 30 %〕 10. 0 イ ソステア リ ン酸 [0252] (ェメ リ一# 875 : ェメ リ 一社製) 1. 0 ポリオキシプロ ピレン ( 9 モル) [0253] ジグリセ リ ルエーテル 10. 0 雲母チタ ン 0. 2 K O H 0. 25 メチルパラベン 0. 1 キサンタ ンガム 0. 5 カルボキシビニルポリマ一 0.5 精製水 残余 この OZW型ボディ一リ ンスは安定性、 皮膚刺激性に優れ 酉 [0254] るものであった。 [0255] 実施例 28 [0256] 下記の配合組成の WZO型乳化ェナメルを実施例 11に準じ 成 [0257] て調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0258] WZO型乳化ェナメル [0259] % レボン 2000 (三洋化成社製) 〔有効分 30%〕 1.7 リ ノ一ル酸 2.0 精製水 20.0 ェチルヒ ドロキシェチルセルロース * 1 0.5 プロピレングリ コール 2.0 ニ トロセルロース R S 1 / 4 *2 14.0 ァク リル樹脂 *3 6.0 シュ一クロースベンゾェ一 ト 8.0 クェン酸ァセチルト リエチル 6.0 カ ンファー 1.5 酢酸 n—ブチル 22.0 トルエン 15.0 顔料 *4 1.0 有機変性ベン トナイ ト *5 1.0 エタノール 5.0 [0260] * 1 セルロース中の 3個の〇 H基の多くがエ トキシル基又 W [0261] 38 はェチルヒ ドロキシル基で置換されている混合セルロースェ 一テルであって、 トルエン/ / 95 %エタノール ( 8 : 2 ) 中で の 5 %粘度は 20〜30cps (25°C ) のもの (EHEC— LOW: ハ一キ ユ レス社) 。 [0262] * 2 イ ソプロ ピルアルコール湿潤度 30 %のもので硝化綿 R S 1 / 4 (ダイセル社製) [0263] * 3 ブチルァク リ レー トメチルメタク リ レー トとの 70: 30 の共重合体で分子量約 2000 (ォリゲン B M - 3 : 松本製薬ェ 業社製) [0264] * 4 ディープマルーン 二酸化チタン ( 4ノ1 ) [0265] * 5 塩化ステア リルジメチルベンジルアンモニゥムへク ト ライ 卜 [0266] この WZ O型乳化ェナメルは安定性、 皮膚刺激性に優れる ものであった。 [0267] 実施例 29 [0268] 下記の配合組成の O ZW型ク リーム状ファ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価し た。 [0269] 口ンザィ ンー C S、 精製水、 ダイナマイ トグリセリ ン、 p 一メチル安息香酸からなる水相にカオリ ン、 タルク、 二酸化 チタン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒色酸化鉄からなる粉末 相を加え、 更にプロピレングリ コール、 香料、 リ ノ レン酸か らなる油相を攪拌乳化し、 O ZW型ク リーム状フ ァ ンデーシ ョ ンを得た。 〇ZW型ク リーム状フ ァ ンデーショ ン [0270] 配 合 組 成 [0271] ロンザイ ン一 C S (ロンザ社製) 〔有効分 50%〕 4.5 精製水 74.25 ダイナマイ トグリセ リ ン 2.0 p—メチル安息香酸 0.1 カオリ ン 5.0 タルク 10.0 二酸化チタン 2.0 赤色酸化鉄 0.2 黄色酸化鉄 0.8 黒色酸化鉄 0.05 プロ ピレングリ コール 3.0 香料 0.1 リ ノ レン酸 0.25 この OZW型ク リ ーム状フ ァ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであつた。 [0272] 実施例 30 [0273] 下記の配合組成の 0/W型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜 11と同様の方法で評価し た。 [0274] ロンザイ ン一 C S、 精製水、 ダイナマイ トグリセ リ ン、 p ―メチル安息香酸、 1 , 3 —ブチレングリ コールからなる水 相にタルク、 二酸化チタン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒色 酸化鉄からなる粉末相を加え、 更に香料、 環状ポリ シロキサ ン、 ラウ リ ン酸からなる油相を攪拌乳化し、 OZW型ク リー ム状フ ァ ンデーショ ンを得た。 [0275] 〇_ZWi ク リーム状ファ ンデーショ ン [0276] 配 合 組 成 [0277] ロンザイ ン一 C S (ロンザ社製) 〔有効分 50%〕 8.0 精製水 65.35 ダイナマイ トグリセリ ン 2.0 [0278] P—メチル安息香酸 0.1 [0279] 1 , 3 —ブチレングリ コール 3.0 タルク 13.65 二酸化チタン 5.0 赤色酸化鉄 0,25 黄色酸化鉄 1.0 黒色酸化鉄 0.1 香料 0.05 環状ポリ シロキサン 5.0 ラウ リ ン酸 0.45 この OZW型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 [0280] 実施例 31 [0281] 下記の配合組成の WZO型ク リーム状ファ ンデーショ ンを 次に示す手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価し た。 [0282] 香料、 環状ポリ シロキサン、 ステアリ ン酸からなる油相に. タルク、 二酸化チタン、 赤色酸化鉄、 黄色酸化鉄、 黒色酸化 鉄からなる粉末相を加えたュニセーフ A— L M、 精製水、 ダ イナマイ トグリセリ ン、 P—メチル安息香酸、 1 , 3 —プチ レングリ コールからなる水相を攪拌乳化し、 WZO型ク リ一 ム状ファ ンデーショ ンを得た。 [0283] WZO型ク リーム状ファ ンデーショ ン [0284] 配 合 組 成 [0285] ュニセ一フ A—: L M [0286] (日本油脂社製) 〔有効分 30%〕 1.5 精製水 65.3 ダイナマイ トグリセリ ン 2.0 p—メチル安息香酸 0.1 [0287] 1 , 3 —ブチレングリ コール 3.0 タルク 13.65 二酸化チタン 5.0 赤色酸化鉄 0.25 黄色酸化鉄 1.0 黒色酸化鉄 0.1 香料 0.05 環状ポリ シロキサン 5.0 ステア リ ン酸 4.05 この WZO型ク リーム状フ ァ ンデーショ ンは安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 [0288] 実施例 32 [0289] 下記の配合組成の高内水相 WZO型ク リームを次に示す手 順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 イソパラフィ ン、 ジメチルポリ シロキサン、 流動パラフィ ン、 セチルイソォクタノエー ト、 メチルフヱニルポリ シロキ サン、 ェチルパラベン、 ステアリ ン酸からなる油相に、 ァノ ン B D F、 ダイナマイ トグリセリ ン、 し 3 —ブチレングリ コール、 精製水からなる水相を攪拌しながら乳化し、 高內水 栢 WZO型ク リ一ムを得た。 [0290] 高内水相 WZO型ク リーム [0291] 配 合 組 成 [0292] アノ ン B D F (日本油脂社製) 〔有効分 30%〕 5.0 ダイナマイ トグリセリ ン 5.0 [0293] 1, 3 —ブチレングリ コール 5.0 イ ソパラ フ ィ ン 2.0 ジメチルポリ シロキサン ( 6 cps) 1.0 流動ノ、0ラ フ ィ ン 1.0 セチルイソォクタノエー ト 1.0 メチルフヱニルポリ シロキサン ( 6 cps) 1.0 ェチルパラベン 0.1 精製水 残余 ステアリ ン酸 3.0 この高内水相 WZO型ク リ一ムは安定性、 皮膚刺激性に優 れるものであった。 [0294] 実施例 33 [0295] 下記の配合組成の WZO型ヘア一ク リームを次に示す手順 で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0296] イソパラフィ ン、 ジメチルポリ シロキサン 20cs、 ジメチル ポリ シロキサン (重合度 1000) 、 ミ ラタイ ン C B S、 ビタ ミ ン Eアセテー ト、 パルミ チン酸からなる油相に、 ジステア リ ルジメチルアンモニゥムクロライ ド、 香料、 精製水、 ポリエ チレングリ コール 6000、 グリ セリ ン、 メチルパラベン、 ケラ チン加水分解物、 スメ ク ト ンからなる水相を攪拌しながら乳 化し、 WZO型へアーク リ ームを得た。 [0297] WZO型へアーク _リ ーム [0298] 配 合 組 成 [0299] イ ソパラフィ ン 20.0 ジメチルポリ シロキサン 20cs 2.0 ジメチルポリ シロキサン (重合度 1000) 5.0 ジステア リ ルジメチルアンモニゥムクロライ ド 0.8 ミ ラタイ ン C B S [0300] (ミ ラノール社製) 〔有効分 50%〕 3.0 ビタ ミ ン Eアセテー ト 0.1 パルミ チン酸 3.0 香料 適量 精製水 残余 ポリエチレングリ コール 6000 1.0 グリセ リ ンメチルパラベン 5.0 メチルパラベン 0.2 ケラチン加水分解物 0.1 スメ ク ト ン 1.2 この WZO型へアーク リ 一ムは安定性、 皮膚刺激性に優れ る ものであった。 実施例 34 [0301] 下記の配合組成の OZW型ヘア一ムースを次に示す手順で 調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0302] デハイン ト ン A B— 30を一部の精製水で溶解した水相に、 攪拌を続けながら 12—ヒ ドロキシステアリ ン酸、 ジメチルポ リ シロキサン (重合度 5000) 、 イ ソパラフィ ンからなる油相 を添加し、 OZW型ヘアームースを得た後、 それを香料、 ェ タノール、 メチルパラベンの入った精製水の水溶液に添加混 合し、 それを缶にはかり とり、 n—ブタンを充塡した。 [0303] 0/W型へアームース [0304] 配 合 組 成 [0305] デハイン ト ン A B— 30 [0306] (ヘンケル社製) 〔有効分 30%〕 6.7 12—ヒ ドロキシステアリ ン酸 1.0 ジメチルポリ シロキサン (重合度 5000) 4.0 イ ソパラフィ ン 12.0 プロピレングリ コ ル 5.0 香料 [0307] エタノール 10.0 メチルパラべン 0.2 精製水 残余 n—ブタ ン 10.0 この OZW型ヘア ムースは安定性、 皮膚刺激性に優れる ものであった。 また、 OZW型でありながら、 W/0型に近 い使用感を示し、 髪をしっとり と落ちつかせた。 実施例 35 [0308] 実施例 14と同様の方法によりへアー ト リー トメ ン トを得た ヘアー ト リー トメ ン ト [0309] 配 合 組 成 [0310] アノ ン C S B (日本油脂社製) 〔有効分 30%〕 4.0 イ ソステア リ ン酸 [0311] (ェメ リ一 # 875 : ェメ リ 一社製) 3.0 ステア リ ノレ ト リ メチルアンモニゥムクロライ ド 0.5 イ ソパラフィ ン 3.0 スクヮラ ン 0.5 [0312] 2 —ォクチル ドデカノール 0.5 ジメチルポリ シロキサン (重合度 5000) 0.2 セタノ一ル 0.5 有機変性ベン トナイ ト * 0.3 香料 0.2 メチルパラベン 0.1 グリセ リ ン 2.0 [0313] 1 , 3 —ブチレングリ コール 1.0 精製水 残余 このヘアー ト リー トメ ン トは WZO型でありながら、 髪に なじみ、 毛髪にツヤを与え、 セッ トカを有し、 安定性、 皮膚 刺激性に優れるものであった。 [0314] * 塩化ステア リルジメチルベンジルアンモニゥムへク トラ ィ 卜 実施例 36 [0315] 下記の配合組成の WZ O型ク リ一ム状マスカラを次に示す 手順で調製し、 実施例 2〜11と同様の方法で評価した。 [0316] イ ソパラフィ ン、 固型パラフィ ンワ ッ クス、 ビースヮ ッ ク ス、 ポリ イ ソプレ ン樹脂、 イ ソステア リ ン酸 (エメ リ ー # 875 : ェメ リ 一社製)、 ポリアク リル酸エステルエマルジョ ン からなる油相部を 70°Cに加熱し、 攪拌して均一にする。 精製 水、 メチルパラベン、 香料、 有機変性ベン トナイ ト、 アノ ン G L Mからなる水相部を 70°Cに加熱し、 油相部に添加し、 乳 化した後、 冷却し、 マスカラ容器に充塡する。 [0317] WZ O型ク リーム状マスカラ [0318] 配 合 組 成 [0319] イ ソパラフィ ン 30. 0 固型パラフィ ンワ ッ クス 3. 0 ビースワ ッ クス 3. 0 ポリ イ ソプレン樹脂 3. 0 イ ソステア リ ン酸 [0320] (エメ リ ー # 875: ェメ リ一社製) 3. 0 精製水 20. 0 ポリアク リル酸エステルエマルジョ ン 30. 0 メチルパラベン 0. 05 香料 [0321] 有機変性ベン トナイ ト [0322] (ナショナルリ ー ドコーポレイショ ン社製) 2. 0 アノ ン G L M (日本油脂社製) 〔有効分 30 %〕 3. 3 この WZ O型ク リーム状マスカラは安定性、 皮膚刺激性に 優れるものであった。 [0323] 実施例 37 [0324] 下記の配合組成の O ZW型ボディ一リ ンスを次に示す手順 で調製し、 実施例 2〜; 11と同様の方法で評価した。 [0325] エタノール、 1 , 3 —ブチレ ングリ コール、 オノくゾリ ン 662— N、 K O H、 メチルパラベン、 キサンタ ンガム、 力 ルポキシビニルポリマー、 精製水からなる水相に雲母チ夕ン からなる粉末相を加え.、 更にメチルポリ シロキサン、 ジメチ ルポリ シロキサン一ポリエチレングリ コール、 イソステアリ ン酸 (エメ リー # 875 : ェメ リ一社製) 、 ポリオキシプロピ レン ( 9モル) ジグリセ リルェ一テルからなる油相を攪拌乳 化し、 O ZW型ボディーリ ンスを得た。 [0326] O ZW型ボディ一リ ンス [0327] 配 合 組 成 [0328] メチルポリ シロキサン 4. 0 ジメチルポリ シロキサン [0329] ポリエチレングリ コール ( E 0 24モル) 4. 0 エタノ ール 1. 0 [0330] 1 , 3 —ブチレングリ コール 20. 0 ワンダミ ン 0 X— 100 [0331] (新日本理化社製) 〔有効分 35 %〕 8. 6 イソステアリ ン酸 [0332] (ェメ リ一 # 875: ェメ リ一社製) 1. 0 ポリオキシプロピレン ( 9モル) [0333] ジグリセリルエーテル 1 0. 0 雲母チタン 0. 2 K 0 H 0. 25 メチルパラベン 0. 1 キサンタンガム 0. 5 力ルボキシビニルポリマー 0. 5 精製水 残余 この O ZW型ボディ一リ ンスは安定性、 皮膚刺激性に優れ るものであった。 [0334] 実施例 38及び 39 [0335] 表 2に示した組成の乳化組成物を調製し、 粘度鉱物の乳化 系の安定性に及ぼす影響を調べた。 結果を併せて差 2に示す < [0336] 表 2 [0337] [0338] *塩化ジステア リ ルジメチルアンモニゥムへク トライ ト 表が示すとおり、 実施例 38の乳化組成物に対し、 塩化ジス テアリルジメチルアンモニゥムへク トライ トを加えた実施例 39の乳化組成物は、 室温で長期安定性に優れ、 更に過酷な条 件 (50°C ) においても、 乳化系は著しく安定するこ とが分か つ Ί 0 [0339] 産業上の利用性 [0340] 以上説明したように、 本発明によれば、 広範囲の所要 H L Bをもつ油分に対しても優れた乳化力を発揮し、 乳化型を容 易にコン トロールでき、 しかも、 安定かつ皮膚に対する刺激 の低い乳化物を形成することができる新規な複合体を提供す ることができる。 [0341] 本発明によれば、 また、 広範囲の所要 H L Bをもつ油分を 有していても容易に製造が可能であり、 安定性に優れ、 しか も、 皮膚に対する刺激の低い乳化組成物を提供することがで きる。 [0342] 従って、 本発明の乳化組成物は、 化粧品、 医薬、 農薬をは じめ、 離型剤、 撥水剤、 防水剤、 ェマルジヨ ン燃料、 乳化重 合等幅広い分野において有効な乳化剤として使用することが できる。
权利要求:
Claims1/19562 51 1. 両性界面活性剤及び半極性界面活性剤の群から選ばれ た少なく とも一種の界面活性剤と、 高級脂肪酸とを混合して 得られる新規複合体。 請 2. 粘土鉱物を 0.01〜 5重量 を更に含有する請求項 1 に 記載の新規複合体。 の ® 3. 両性界面活性剤及び半極性界面活性剤の群から選ばれ た少なく とも一種の界面活性剤が、 下記の一般式で表される 請求項 1 又は 2に記載の新規複合体。 (A) 一般式 : R1- OO- … (A) で表されるア ミ ドべタイン型両性界面活性剤 (B) 一般式 : 〇 (CH2)yCH3 II I R1- C -NH(CH2)x-N + - CH2CH2CH2S 03- … (B) ( し H2)yC Hs で表されるア ミ ドスルフ ォベタイ ン型両性界面活性剤 (C) 一般式 : R 2— 〇 〇 - - (C) ( で表されるベタイ ン型両性界面活性剤 19562 52 (D) 一般式 : ( H2>yC Hs R 2 - Ν + -(C H2)XS 03- - (D) ( し H2)yC H3 で表されるスルフ オペタイン型両性界面活性剤 (E) 一般式 : 0 (CH2)Z— 0H ' II / R!- C-NHCH2CH2N … (E) (CH2)ZC 00- で表されるィ ミ ダゾリ二ゥム型両性界面活性剤 (F) 一般式 : C H3 R 2- N→ 0 … ( F ) C H2 で表される第 3級ァミ ンォキサイ ド型半極性界面活性剤。 (前記一般式 (A) 〜 (F) において、 R, は平均炭素原子 数 9〜17のアルキル基又はアルケニル基、 R2 は平均炭素原 子数 10〜18のアルキル基又はアルケニル基を表し、 Xは 2〜 4の整数であり、 yは 0〜3の整数であり、 zは 1又は 2の 整数である。 ) 4. 高級脂肪酸は、 下記の一般式 (G) で表される化合物 である請求項 1〜 3のいずれか 1項に記載の新規複合体。 (G) 一般式 : R3C00H (G) 19562 53 (式中、 R 3 は、 平均炭素数 7〜25の直鎖もしく は分岐鎖又 は水酸基を有する飽和又は不飽和炭化水素である。 ) 5. 請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載の複合体を含有す ることを特徴とする乳化組成物。 6. 前記両性界面活性剤及び半極性界面活性剤から選ば れた少なく とも一種の界面活性剤と高級脂肪酸との重量比が 0. 5 : 9. 5〜 9. 5 : 0. 5である請求項 5記載の乳化組成物。
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同族专利:
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引用文献:
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